アップデートされたSteam Deckクライアントをプレビュー/ベータチャネルでリリースしました。
全般
「SteamOSを再インストール」オプションを選択した場合に「工場出荷時状態にリセット」が失敗する問題を修正。
一部のアプリがLegion Go Sにインストールされない問題を修正。
Legion Go Sに「SteamOS互換性あり」ライブラリタブを追加。
本アップデートは、SteamOS 3.7安定チャネルへの最初のリリースです。 以下はSteamOS 3.6.24以降の変更点です。 以前の3.7ベータビルドに対する変更点については、こちらをご覧ください。
新しいArch Linuxベースに更新。
Linuxカーネルをバージョン6.11に更新。
Mesaグラフィックスドライバーベースを更新。
Plasma 6.2.5にデスクトップモードを搭載。
VRRディスプレイ(内部および外部)でのフレーム制限のサポートを追加。
「設定」>「電源」にバッテリー充電制限コントロールを追加。
このオプションを使用すると、Steam Deckの充電の上限を設定できます。
充電の上限を80%に制限すると、長期的にバッテリーの状態を良好に保つのに役立ちます。 これは、Steam Deckが常に充電されている場合(例:ドック使用時) や、バッテリーをほとんど消耗しない場合に役立ちます。
ディスプレイ未接続時のクラッシュを修正。
Lenovo Legion Go Sの正式サポートを追加。
他のAMD搭載携帯型デバイス(例:ROG Ally、初代Legion Go)のサポートを改善。
Steam DeckとLegion Go SでSteamOSを修復するためのSteamOSリカバリーイメージを更新。ご自分のAMD搭載携帯型デバイスでSteamOSをテストしたい場合は、このSteamOSリカバリーイメージを使用して、こちらの指示に従ってください。
コントロールと入力
Proteus Byowaveコントローラーのサポートを追加。
Switch Proコントローラーのジャイロが初回接続時に動作しないことがある問題を修正。
Steam終了時にコントローラからの入力によりスタック/ハングする問題を修正。
Bluetooth
デスクトップモードでBluetoothが無効に設定されていても、BluetoothデバイスがSteam Deckのスリープ状態を解除できてしまう問題を修正。
HFP/HSPプロファイルを有効にし、ヘッドセットやイヤホンの内蔵マイクを使用できるように変更。
現在デスクトップモードでのみ選択可能。
サポートされているBluetoothデバイスのバッテリー残量の表示を追加。
AACコーデック使用時のAirPodsのバグを修正。
これまではOLEDモデルでのみ使用可能だったBluetoothコントローラによるスリープ解除が、LCDモデルでもできるように変更。
既知の問題:Bluetooth LEベースのコントローラでは現在、LCDモデルでのBluetoothを使ったスリープ解除は利用不可。
Steam Deckドック
TCL FireTVモデルやDell VRR対応モニターなど、特定のディスプレイとの互換性を改善。
グラフィックとパフォーマンス
AMD P-State CPU周波数制御を有効化。
『ノー レスト フォー ザ ウィケッド』におけるパフォーマンスの低下を修正。
デスクトップ
Plasma 6.2.5にアップデート(以前のバージョンは5.27.10)。Plasma 6の大きな変更点はこちらをご覧ください。
サラウンドサウンドが正しく機能するように修正。
この設定は現在デスクトップモードでのみ使用可能。
ディスク使用量の可視化とディスク容量不足の通知のために、KDE Filelightがデフォルトでインストールされるように変更。
デスクトップモードとゲームモードの切り替え時の速度と堅牢性を向上。
デスクトップモードへの切り替え時に発生するハングの一般的な原因を修正。
シャットダウン時またはデスクトップへの切り替え時に、Steamの終了に最長90秒かかることがある問題を修正。
Plasma Vaults機能を使用できるようにするために、デスクトップセッションに「gocryptfs」のサポートを追加。
その他
「filter-chain」やその他の仮想サウンドデバイスがUIに誤って表示される場合がある問題を修正。
特定の構成ファイルが破損している、または不正な形式の場合、システムアップデートの適用に失敗することがある問題を修正。
サポートとトラブルシューティングのためのシステムレポート機能のさまざまな強化を実施。
ドメイン検索が非常に遅くなる原因となっていた特定のDNSサーバーとの互換性の問題を修正。
メモリ不足によるクラッシュが発生した場合のシステムの応答性を改善。
IPv6プライバシー拡張をデフォルトで有効化。
QEMUベースの仮想マシンを含むSteam Deck以外の特定のデバイスで、ブートローダーでクラッシュが発生する問題を修正。
既知の問題
Super NESのコントローラーが、未接続時に誤って接続済みと表示されることがある問題。
開発者
6.11ベースのカーネルに更新。
SteamOS用のdebuginfod URLを追加。
アップデート後も保持される/etcディレクトリ内のファイルのデフォルトリストにsystemd .socketユニットを追加。
仮想マシンで実行する場合、システムがデフォルトでデスクトップセッションを使用するように変更。
スワップファイルのセットアップで、暫定的な「mkswapfile」スクリプトの代わりに、標準の「mkswap」機能を使用するように変更。
steamos-readonlyコマンドにおいて、sysextsが読み込まれているときはステータスが正確でない可能性があることを警告するように変更。
デュアルブートを手動で設定したデバイスにおいて、ブートエントリーが重複する場合がある問題を修正。
SteamOSのアップデート適用後に、pacmanのキャッシュが消去されるように変更。
ブランチの切り替え後にpacmanを使用する際に、古いキャッシュが原因で発生するエラーを修正。
注:このアップデートはSteam Deckベータおよびプレビューチャネルを対象としており、現在もテスト中の新機能が含まれています。 これには「設定」>「システム」>「システム更新チャネル」から参加可能です。
パフォーマンスオーバーレイが誤って表示され、無効にできない問題を修正。
オーバーレイからゲームを終了すると、ボタンが押されるまでUIが動かなくなる問題を修正。
デスクトップモードで、電源プロファイルデーモンのインストールをユーザーに誤って促すことがなくなるように対応。
Legion Go Sのコントローラーとシステムファームウェアのアップデートのサポートを追加。
アップデートされたSteam Deckクライアントを安定チャネルでリリースしました。
ディスプレイを暗くする設定と一時停止のタイムアウト設定を「設定」>「電源」に移動。
「バッテリー残量(%)」の表示設定を「設定」>「電源」に移動。
ヘッダーのバッテリーアイコンをクリックすると、「設定」>「電源」が開くように変更。
Proton Voice Files音声合成データが、Steam Deck互換性テストの結果に基づいて自動的にインストールされるように変更。
ゲームの起動時のsteamwebhelperによるメモリ使用量を削減。
オンスクリーンキーボードからの貼り付けを修正。
Steamの再起動後にコントローラが断続的に動作しなくなる問題を修正。
SteamプロセスIDに特定の値が含まれている場合、ゲームがSteamプロセスに接続できない問題を修正。
バッテリーが満充電になったときにヘッダーにバッテリーの残量が表示されない問題を修正。
SteamOS互換デバイスで、SteamOS互換バージョンではなく「Steam Deck Verified」のインストール警告が表示される問題を修正。
ウェルカムウィザードで遷移が逆方向に戻る問題を修正。
Steam入力
DualSense Edgeジャイロスコープ関連のまれなバグを推測的に修正。
デスクトップモード
Big Pictureモードとの切り替え時のsteamwebhelperによるメモリ使用量を削減。
Big Pictureモードとの切り替え時に、まれに発生するsteamwebhelperのクラッシュを修正。
Steam Deckを出荷中です。
製品の仕様は今後変更される場合があります。
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