アップデートされたSteam Deckクライアントを安定チャネルでリリースしました。
SteamゲームレコーディングSteamゲームレコーディング機能がすべてのユーザーの皆さんにご利用いただけるようになりました! この機能は、ゲームプレイ映像を作成して共有するための新しい組み込みシステムであり、バックグラウンドで実行されるため、とっておきの瞬間を見逃すことはありません。
ハイライトのキャプチャーから全ミッションの記録まで、この真新しい機能の使い方はたくさんあります。 この機能を使えば、ゲームプレイの検索、クリップ、共有が簡単にできます。
詳細は
ゲームレコーディングのWebサイトを参照してください。
Steam Deckに固有の変更点- 外付けドライブに保存されているゲームが、ドライブを取り外した後も利用可能と表示される問題を修正。
- 「送信」ボタンに移動することなく、ログインパスワード入力時の入力アクションでログインを試行できるように変更。
- まだレビューされていないネイティブタイトルを、レビュー済みのタイトルと同じランタイム環境で起動することで互換性を向上。
- システムが長時間スリープモードだった後にインターネットに接続していない状態で再開すると、Bluetooth設定タブが消える問題を修正。
- 正常に動作しないサードパーティー製の互換性ツールがインストールされていると、コントローラが応答しなくなる問題を修正。
全般- Windows 7、Windows 8、macOS 10.13、macOS 10.14にはこのアップデートは適用されません。 詳細は、Steamクライアントアップデートのパッチノートをご覧ください。
- Steamの組み込みChromiumビルドを126.0.6478.183に更新。
- テキストをチャットにドラッグアンドドロップすると、編集エリアにドロップされずに、すぐに送信されてしまう問題を修正。
- ストリーミングドロップダウンを介したSteamクライアントからのリモートインストールを再有効化。
- セカンダリワイヤレスインターフェイスを使用する際に、ストリーミングやピアダウンロードでの他のコンピューターの検出を改善。
- ゲームのアップデート中や大きなファイルの移動操作中に進行状況を示すステータスバーが更新されない問題を修正。
- macOSやLinuxでゲームが再起動した場合に、一部のゲームでオーバーレイがハングする問題を修正。
- ゲームがユーザーのライブラリから削除された場合に、手動で追加または削除されたゲームの名前がコレクションフィルターのヘッダーに表示されない問題を修正。
- Steamwebhelperが以前に作成していない可能性のある一時ディレクトリを削除する問題を修正。
- アップデートをインストールした後の最初の再起動時にオフラインモードでログインができないことがあるバグを修正。
Remote Play- ハイエンドシステムでのAV1ビデオストリーミングのサポートを追加。
- デスクトップのスケーリングが有効になっているPCからストリーミングする際にカーソルが小さすぎる問題を修正。
- HEVCが有効になっていて使用できない場合に、ハードウェアH.264の代わりにソフトウェアエンコーディングを使用する問題を修正。
- Steam DeckからHEVCをストリーミングする際に発生するブラックスクリーンの問題を修正。
Steamオーバーレイ- D3D9を使用する一部のゲームで発生するクラッシュを修正。
Steam入力- コンフィギュレーターでコミュニティコントローラ設定を検索するときに発生するクラッシュを修正。
- macOS Sequoiaでの有線のXboxコントローラーのサポートを追加。
- メインウィンドウにフォーカスがある場合に、「コントローラの電源を切る」アクションによりSteamがBig Pictureモードを起動する問題を修正。
- ジョイスティックマウスモードの最大感度を向上。
- モードシフトに十字キーの方向と右ジョイスティックのサポートを追加。
- モードシフトにDualSense Edge、DUALSHOCK、Steamコントローラ、Steam Deckのトラックパッドタッチのサポートを追加。
- PlayStation DualSense用のSteam入力APIグリフを、Big Pictureモードのアイコンに合わせてモノクロに変更。
- あるコントローラタイプから別のコントローラタイプに設定を切り替える際に存在していたバインドが、アクティブにはなるものの、バインドインターフェイスからフィルターで除外されるため削除できない問題を修正。
- 非Steamショートカットのアプリプロパティにコントローラタブを常に表示するように変更。
- マウス領域にX反転とY反転を追加。
- スクロールホイールモードをSteam入力APIゲームのドロップダウンから選択できるように変更(クイック設定ではなく「レイアウトを編集」内)。
- 非SteamゲームでSteam/QAMボタンコードを使用すると、ゲームの設定ではなくデスクトップの設定が読み込まれた状態になることがある問題を修正。
Linux- いくつかの一般的なクラッシュを修正。
- ループバックインターフェイスの逆ホスト名検索がlocalhostではないシステムで、起動が遅くなる問題を修正。
- 実行中のSteamクライアントを検出してコマンドを渡す速度を大幅に改善。
- アクティビティ検出時のSteamによるスクリーンセーバー抑制防止用に「-disable-screensaver-inhibit」コマンドラインオプションを追加。
- 一部のシステム構成でsteamwebhelperを起動するとLinuxがクラッシュする問題を修正。
- Steamの開発者がネイティブタイトルにどのSteam Linuxランタイムを使用するかを選択できるように変更。 詳細はパートナーサイトを参照してください。
- ネイティブタイトルが、レガシーランタイム環境ではなく、デフォルトで「Steam for Linux runtime 1.0 (scout)」で実行されるように変更。
この動作はSteam Deckと同じで、これによりすべてのLinuxデスクトップディストリビューションでの互換性が向上します。
Steamクライアントのコマンドラインで「-compat-force-slr off」を指定すると、この新機能をシステム全体で無効にすることができます。
- SDL_VIDEODRIVER/SDL_VIDEO_DRIVERがwaylandに設定されている場合、Steamクライアントが常にX11にフォールバックするように変更。
- LinuxでSteam Playが常に有効になっていることを正しく反映するよう、Steam Playをシステム全体で無効にするUIトグルを削除。 Steam PlayはSteamクライアントの稼働要件であるため、UIで無効に設定されている場合でも、常に部分的にアクティブでした。
- アクティブなgnome-desktop-portalサービスで、gnomeベースではないセッションを使用するシステムにおいて誤ったDPIスケーリング係数が使用される問題を修正。
- Steam Playに最近加えられた修正をサードパーティーの互換性ツールに実装。
ディスカバリーキュー- ディスカバリーキューで動画の周辺の要素が正しく表示されるように修正。
- ディスカバリーキューのスクロール時のアニメーションを改善。
Big Pictureモード- 表示中のSteamオーバーレイを切り替えると、ゲーム内のキーボード入力ダイアログを正しく開閉できない問題を修正。
- SteamworksのShowGamepadTextInput API呼び出しで表示されるダイアログの複数行モードのサポートを修正。
- ゲームがテキスト入力ダイアログを呼び出したときに、オンスクリーンキーボードがすぐに表示されない問題を修正。
- テキスト入力ダイアログがフォーカスを失い、フォーカスをボタンに移動してからテキスト入力ダイアログに戻る必要がある問題を修正。