Steamクライアントベータをアップデートしました。変更点は以下のとおりです。
全般
昨日のベータクライアントで、Steamworks APIを使用している一部のゲームが初期化に失敗する原因となっていたリグレッションを修正。
アップデートされたSteam Deckクライアントをプレビュー/ベータチャネルでリリースしました。
ライブラリセクションに戻るときに、要素のレイアウトが短時間(1~2フレーム分)ずれる問題を修正。
一部のゲームで通知が誤った位置に表示される問題を修正。
キーボードがゲーム内で呼び出されたときにターゲットのテキスト領域を隠してしまうことがある問題を修正。
Steamクライアントアップデートのダウンロード速度を改善。
ダウンロード/インストール/アップデートUIの一貫性と明確さを改善。
表示されるバイト数は、ダウンロードするバイト数を示します。
表示される進捗バーとパーセンテージは、ダウンロード前、ダウンロード後、ダウンロード中の作業を含む、インストール/アップデートの全体的な進捗状況を示します。 例外は、ダウンロードページの上部(青色)の進捗バーで、ダウンロードされたバイト数が表示されます。
推定残り時間は、インストール/アップデートの全体的な進捗状況を示します。 これらの推定値は最初は非常に大まかなものですが、Steamがユーザーのネットワークとディスクのパフォーマンスについて学習するにつれて、より正確になります。
SteamOSで「他のすべてのタイトルでSteam Playを有効化」が常に有効であるように変更し、これに合わせて、機能しないトグルが表示されないようにUIを更新。
ショートカットに互換性ツールのフィルタリングを適用しないように変更。
Steam以外のProtonに誤った互換性ツールが割り当てられるまれな問題を修正。
Steam入力
HEXGAMING PHANTOMコントローラー使用時に、ジャイロタイムスタンプ情報に関連して発生するクラッシュを修正。
注:このアップデートはSteam Deckプレビューチャネルを対象としており、現在もテスト中の新機能が含まれています。 これには「設定」>「システム」>「システム更新チャネル」から参加可能です。
Steam Deck OLEDの音質のリグレッションを修正。
Steam Deck LCDの音量のリグレッションを修正。
新しいArch Linuxベースに更新。
Linuxカーネルをバージョン6.11に更新。
Mesaグラフィックスドライバーベースを更新。
Plasma 6.2.5にデスクトップモードを搭載。
Steam Deck以外の携帯型デバイスのサポートを開始。
コントロールと入力
Proteus Byowaveコントローラーのサポートを追加。
Switch Proコントローラーのジャイロが初回接続時に動作しないことがある問題を修正。
Steam終了時にコントローラからの入力によりスタック/ハングする問題を修正。
Bluetooth
デスクトップモードでBluetoothが無効に設定されていても、BluetoothデバイスがSteam Deckのスリープ状態を解除できてしまう問題を修正。
HFP/HSPプロファイルを有効にし、ヘッドセットやイヤホンの内蔵マイクを使用できるように変更。
現在デスクトップモードでのみ選択可能。
サポートされているBluetoothデバイスのバッテリー残量の表示を追加。
AACコーデック使用時のAirPodsのバグを修正。
これまではOLEDモデルでのみ使用可能だったBluetoothコントローラによるスリープ解除が、LCDモデルでもできるように変更。
既知の問題:Bluetooth LEベースのコントローラでは現在、LCDモデルでのBluetoothを使ったスリープ解除は利用不可。
Steam Deckドック
TCL FireTVモデルやDell VRR対応モニターなど、特定のディスプレイとの互換性を改善。
グラフィックとパフォーマンス
AMD P-State CPU周波数制御を有効化。
『ノー レスト フォー ザ ウィケッド』におけるパフォーマンスの低下を修正。
デスクトップ
Plasma 6.2.5にアップデート(以前のバージョンは5.27.10)。Plasma 6の大きな変更点はこちらをご覧ください。
サラウンドサウンドが正しく機能するように修正。
この設定は現在デスクトップモードでのみ使用可能。
ディスク使用量の可視化とディスク容量不足の通知のために、KDE Filelightがデフォルトでインストールされるように変更。
デスクトップモードとゲームモードの切り替え時の速度と堅牢性を向上。
デスクトップモードへの切り替え時に発生するハングの一般的な原因を修正。
シャットダウン時またはデスクトップへの切り替え時に、Steamの終了に最長90秒かかることがある問題を修正。
Plasma Vaults機能を使用できるようにするために、デスクトップセッションに「gocryptfs」のサポートを追加。
その他
「filter-chain」やその他の仮想サウンドデバイスがUIに誤って表示される場合がある問題を修正。
特定の構成ファイルが破損している、または不正な形式の場合、システムアップデートの適用に失敗することがある問題を修正。
サポートとトラブルシューティングのためのシステムレポート機能のさまざまな強化を実施。
ドメイン検索が非常に遅くなる原因となっていた特定のDNSサーバーとの互換性の問題を修正。
メモリ不足によるクラッシュが発生した場合のシステムの応答性を改善。
IPv6プライバシー拡張をデフォルトで有効化。
既知の問題
Creative Zen Air Proイヤホンのペアリング時に、「すべてのデバイスを表示」セクションにすべて0(ゼロ)の予期しないエントリーが表示される問題。
Super NESのコントローラーが、未接続時に誤って接続済みと表示されることがある問題。
DUALSHOCK 3コントローラーのペアリングおよび使用が不可となっている問題。
開発者
6.11ベースのカーネルに更新。
SteamOS用のdebuginfod URLを追加。
アップデート後も保持される/etcディレクトリ内のファイルのデフォルトリストにsystemd .socketユニットを追加。
仮想マシンで実行する場合、システムがデフォルトでデスクトップセッションを使用するように変更。
スワップファイルのセットアップで、暫定的な「mkswapfile」スクリプトの代わりに、標準の「mkswap」機能を使用するように変更。
steamos-readonlyコマンドにおいて、sysextsが読み込まれているときはステータスが正確でない可能性があることを警告するように変更。
デュアルブートを手動で設定したデバイスにおいて、ブートエントリーが重複する場合がある問題を修正。
SteamOSのアップデート適用後に、pacmanのキャッシュが消去されるように変更。
ブランチの切り替え後にpacmanを使用する際に、古いキャッシュが原因で発生するエラーを修正。
注:このアップデートはSteam Deckベータおよびプレビューチャネルを対象としており、現在もテスト中の新機能が含まれています。 これには「設定」>「システム」>「システム更新チャネル」から参加可能です。
『ノー レスト フォー ザ ウィケッド』におけるパフォーマンス低下のリグレッションを修正。
Steam Deckを出荷中です。
製品の仕様は今後変更される場合があります。
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