Steam Deck :: お知らせ

お知らせ＆アップデート

2024年5月13日

Steam Deckベータクライアントアップデート：5月13日

さらに表示 +

2024年5月9日

SteamOS 3.6.0プレビュー：リモートコントロール

注：このアップデートはSteam Deckプレビューチャネルを対象としており、現在もテスト中の新機能が含まれています。これには「設定」＞「システム」＞「システム更新チャネル」から参加可能です。

全般

最新のArch Linuxベースに更新。
Apple AirPodsとのペアリングエクスペリエンスを改善。
GPUクラッシュ後のセッション回復速度を改善。
WPA3セキュリティをサポートするアクセスポイントのいくつかの接続障害を修正。
Linuxカーネルをバージョン6.5に更新。
次回以降のOSアップデートの速度を改善。
特定のmicroSDカード使用シナリオの信頼性を改善。
ゲームセッションのカーソルオフセット配置を修正。
一部のSanDisk microSDカードの誤検出に対処。
場合によって、起動中に画面の下部に細い灰色の線が表示されることがある問題を修正。
Flatpakを使用すると一時的なファイルが作成される問題を修正。
Bluetooth A2DPおよびBAPプロファイルのサポートを有効化。
一部のBluetoothデバイスの接続速度を改善。
メモリ不足の状況でのパフォーマンスと安定性を改善。
特定の条件下でパフォーマンスオーバーレイが誤って有効になる問題を修正。
システムを一時停止状態から再開させることができるBluetoothデバイスカテゴリーを設定するメカニズムを追加。
- デフォルトでシステムをスリープ状態から再開させることができるデバイスはコントローラのみ。
- より詳細なUI設定オプションは今後のアップデートで利用可能になる予定。

ディスプレイ

特定の条件下での表示の均一性を改善（ムラ補正）。
特定の状況下における低輝度レベルでのディスプレイの色バランスを改善（緑色を低減）。
特定の条件下でのガンマ均一性（黄色）を改善。

グラフィックとパフォーマンス

グラフィックドライバーをMesa 24.1に更新し、パフォーマンスと正確性を大幅に改善。
Steam UIの応答性を改善。

デスクトップモード

KDE Plasma 5.27.10に更新。
ファイルブラウザーでの動画のサムネイルプレビューを有効化。
デスクトップモードを使用すると、その後のmicroSDカードの自動マウントに失敗する問題を修正。

Deckドック

HDMI CECの一部機能のサポートを追加：
- テレビのリモコン入力
- テレビのスリープ解除
- テレビの入力切り替え
ドックファームウェアを更新し、高リフレッシュレートVRRディスプレイの互換性を修正。

BIOS

Steam Deck LCDにオーバークロック機能コントロールを追加。
SDカードをデフォルトの起動デバイスとして設定できない問題を修正。
電源LEDの低速充電しきい値を調整。
S5で電源LEDが誤って点滅する問題を修正。

開発とMOD制作

「/etc」内の変更されたファイルがホワイトリストに基づいて新しいOSバージョンに移行されるように変更。
- 誤って触れた「/etc」ファイルが「固定」されてしまい、予期せずその状態が持続するという多数の問題を修正。
- 追加のホワイトリストエントリーを、構成フラグメントを介して追加できるように変更。
  - 「/etc/atomic-update.conf.d/example-additional-keep-list.conf」を参照してください。
- 予期しないデータ損失を防ぐために、前回のアップデートからの変更を含む「/etc/previous/」を追加。
  - 「/etc」の変更の過去のスナップショットが最大5つまで追加で「/var/lib/steamos-atomupd/etc_backup/」に保持されるように変更。
{ssh,sshd}_config fragmentsのサポートを追加。

既知の問題

セッションを頻繁に切り替えるとサウンドドライバーがクラッシュし、システムの再起動が必要になる場合があります。

さらに表示 +

2024年5月7日

Steam Deckクライアントアップデート：5月7日

アップデートされたSteam Deckクライアントを安定チャネル（デフォルト）でリリースしました。

全般

スリープから再開後／アカウント変更後、Steamクライアントのメニューがメインウィンドウとは別のウィンドウで開く問題を修正。
Steamのミュージックプレイヤーで特定のメディアを再生するとクラッシュする問題を修正。
Steamwebhelperでメモリを過剰に使用する原因となっていたアプリの実績キャッシュファイルの読み込みと保存の問題を修正。
ゲームが起動するまで通知が断続的に保留状態になる問題を修正。
起動時と再接続時のネットワークトラフィックを削減。
Steamニュースのボタンが機能しない原因となっていたリグレッションを修正。
開いているコンテキストメニューを右クリックしたときに、2つ目のコンテキストメニューが開く問題を修正。
以前のベータ版で発生していた一部のゲームの起動時のエラーを修正。
ゲームの更新に失敗した場合、詳細ページとダウンロードページに理由を表示するように変更。
スクリーンショットを撮る際の応答性をさらに向上。
パッケージサイズの縮小と機能リークを軽減するためにCSSクラス名を変更。
Steamwebhelperがクラッシュするいくつかの原因を修正。
システムがビジー状態のときに起動が遅くなる問題を修正。
flatpak環境での起動時の遅延を修正。
4Kモニターでのデフォルトスケールを200%から150%に変更。
Steamウィンドウを最大化した後、ストアタブにコンテンツが表示されない問題を修正。
サイズが変更されるまでウィンドウが反応しなくなる問題を修正。
互換性のないオプションをアプリケーションの互換性設定に表示しないように変更。
SteamがSteam Playを使用せずにWindows版のタイトルの実行を試みる場合がある問題を修正。

Big Picture

ゲームをプレイした後、Bボタンを複数回押さないとゲームのライブラリページから戻れない問題を修正。
起動時に断続的にエラーを発生させるサポートアラートメッセージを修正。

Steamクラウド

特定のデバイスで、Steamアカウントへのログイン履歴はあってもゲームをプレイしたことがない場合に、そのアカウントのファイルが別のSteamアカウントのファイルで上書きされてしまうことがある問題を修正。

Steam入力

新しいコンフィギュレーター機能「左を右に変更」を追加。コントローラ設定の編集中に、左スティックと右スティック、または左トラックパッドと右トラックパッドなどの動作を入れ替えることができます。「レイアウトを編集」ページで入れ替えたいソースをハイライトすると、「Y」ボタンが表示され、入れ替えが可能になります。これは「左利き」の場合に便利です。
新しいマウスアクション「水平にリセット」を追加。これにより、カメラを180度下に向けてから、非常に短い遅延の後に90度上に向けることで、カメラ位置を水平にリセットできます。このアクションは任意のアクティベータースロットにバインドできます。
新しいマウスアクション「カメラを360度回転」を追加。デフォルトでは、360度回転します。
新しいマウスアクション「正面を向く」を追加。これを有効にすると、カメラの向きが左スティックを押している方向に変わります（左スティックはデフォルト。トラックパッド、十字キー、ボタンも使用できます）。「水平にリセット」と組み合わせることで、『スプラトゥーン』のカメラリセットボタンのように動作します。
注：これらの新しいマウスアクションを正確にするには、360度あたりのドット数を調整する必要があります。これを行うには、「カメラを360度回転」を「フリックスティック」または「ジャイロからマウス」と組み合わせて使用し、「カメラを360度回転」を1回押すと、ゲーム内で360度回転することを確認してください。そうならない場合は、コントローラのクイック設定メニューから「360度あたりのドット数」設定を調整してください。この手順の後は、「ジャイロからマウス」や「フリックスティック」を使用する必要はありません。
「フリックスティック」モードのテンプレートは、デフォルトで正しい「スティッククリック」にバインドされるように変更。ただし、これは「マウスのみ」または「ミックス」のコンフィギュレーターテンプレートでのみ適用。
フリックスティックのアウターリングのコマンドに「コマンドのバインド設定を反転」するオプションを追加。
アクションセット／アクションレイヤー／モードシフトがアクティブになっているときにスティック入力が送信された場合に、フリックスティックがフリックターンをトリガーできるようにするオプションを追加。
Steam Deckコンフィギュレーターテンプレートにおけるフリックスティックのデフォルトのバインド設定を修正。
ジャイロボタンピッカー：既存のジャイロ有効化ボタンの任意の組み合わせから選択できるように変更。これは「ジャイロ有効化」ドロップダウンに代わるものです。
設定のデフォルト：マウステンプレート、そして「ミックス」マウスとゲームパッドのテンプレートが、「マウスとして使用」ではなく「ジャイロからマウス」を使用するように変更。
ジャイロからジョイスティックモードで、アクティブ範囲外でのハプティクスイベントが生成されないように変更。
（ハプティクス対応コントローラでの動作）ハプティクスが「オフ」に設定されていない場合、ジャイロの有効化／無効化／切り替えボタンにより、ジャイロスコープをオン／オフにすると振動が発生します。これはジャイロボタンピッカーで無効／有効にできます。
完全性の向上と特定のパドル用MODをサポートするために、DualSenseとDUALSHOCKのジャイロの有効化／無効化／切り替えに「センタータッチ」と「センタークリック」を追加。
「デバイスの入力を設定」の使用時に軸が反転する問題を修正。
Nintendo GameCubeコントローラー使用時にA／Bボタンが入れ替わる問題を修正。
UI：ジョイスティックマウスのデッドゾーンコントロールに一般的なデッドゾーンエディターを導入。